畳のメリット
優れた吸放湿性、夏は涼しく冬暖かい
夏は涼しく、冬はあたたかいという畳の利点を生み出しているのは、畳表のいぐさと畳床。いぐさがスポンジとなって湿気を吸収、畳床のなかの空気が湿気を放出しながら、効率的に呼吸している
ゆっくり湿気を吸って吐く畳、高温多湿の日本の気候に最適な床材です
いぐさの香りは、リラックス効果抜群!子どもの集中力もアップ
いぐさの主要芳香成分は、フィトンチッド(森や木の香り)やバニリン(精神安定、リラックス効果)などで、個人差はありますが畳表の香りを嗅ぐことでアロマセラピーとしての癒し効果を体感することができます。
いぐさの香りは、睡眠の質を高める安眠効果も
睡眠中における、心や体がリラックスする「副交感神経活動」について、いぐさ畳表と人工的な敷物で比較すると、いぐさ畳表の方が副交感神経活動が高いという結果が出ました。いぐさ畳表は、睡眠の質を高める効果があり、ぐっすりと気持ちの良い快適な睡眠をもたらしてくれます。
マンションにもピッタリ!吸音・遮音効果で、足音が気になりにくい
畳の部屋は、他の部屋に比べて、静かに感じ、これは視覚的に「落ちつき」を感じるからだけではなく、実際に畳の空気が余計な音を吸収してしまうから。衝撃を弱くする弾力性に加え、この吸音効果から、畳の部屋は静かで、少々乱暴に歩いてもその震動や足音が弱まるのです。
弾力性抜群!衝撃を柔らげ、赤ちゃんも安心
畳表のい草がスポンジ状の構造で空気をたくわえ、フカフカした感触を生み出します。空気がクッションとなり、寝ころべば心地よく、転んだときでも衝撃を和らげてくれます。また畳の色は自然色。畳は安らぎの触感と視覚を与えてくれます。また、畳は発育期の子どものバランス感覚を養うのに効果的だと言われています。
衝撃緩和型畳(畳床)について
赤ちゃんやお年寄りらが転倒した時のケガを軽減する畳が登場しました。
全日本畳事業協同組合と一般社団法人日本畳産業協会が、国と規格を制定し、介護保険(住宅改修)補助の適用を受けることができます。
畳替えの際は、ぜひ「衝撃緩和型畳」をご検討下さい。
品質保証されたものには、全日本ISO畳振興協議会/全日本畳事業協同組合の公認マークが付与されています。
※全日本ISO畳振興協議会は、現在、一般社団法人日本畳産業協会に名称変更されおります。
空気中の有害物質を吸着し、抗菌性も抜群
湿度の高い日本の気象条件は、住まいにカビを発生させやすい環境です。
表皮を固い蝋質で覆い、中がスポンジ状のい草は、余分な湿度や、シックハウス症候群の原因といわれる「ホルムアルデヒド」や「二酸化窒素」などの有害物質を吸着する性質を持っています。
また、い草には、水虫の原因となる白癬菌や足の臭いの原因となる微生物、また大腸菌O157などに対して抗菌効果があります。
畳のお手入れ
畳の目に沿って、掃除機をやさしくかける
畳の上のホコリやゴミは、畳の目に沿って掃除機をやさしくかけます。畳を傷めず、ホコリやゴミを取ります。
食べかすはダニやカビの発生原因となりますので、こまめな掃除を行います。普段のお手入れは、掃除機を丁寧にかければ十分です。
拭き掃除を行う場合は、乾拭きかお湯で固く絞った雑巾で拭き余計な水分は吸収させないように。特に新しい畳表の場合、水分は、部分的な変色の原因となります。
カビ対策は「換気と掃除」がポイント
畳表の原材料であるいぐさは有機質の草のため、条件が整えばどうしてもカビが生えます。それは生鮮食料品を空気中に放置したままにしておくと、すぐにカビが生えてくることと原理的には変わりありません。
また、畳表は水分を吸収しやすいので、室内が湿気過多になり不健康な状態になるとカビが生えてきます。カビは3要素(栄養・湿度・温度)で発生します。この要素のうち、1つでも排除できれば、カビ抑制に繋がります。
次のことを心掛けて下さい
- 1日に1回は部屋の換気を心がける。(湿気が淀まないようにする。)
- 部屋の掃除を心がける(カビ菌の栄養となるものを排除)
- エアコンの温度や湿度を下げる。
- 洗濯物を部屋干しする時は、除湿器を併用するなど部屋の湿度を下げる。
カビが生えてしまったら?
部屋の換気を行い、カビが生えている箇所を乾燥させましょう。
エアコンのドライ運転が効果的です。
畳の目に沿ってカビを掃除機で吸い取るか、乾いたぞうきんでカビを拭き取りましょう。エタノールなど消毒剤も効果的です。
ダニを発生させないために、注意したいこと
ダニが生育しない環境を作ることが最も大事です。 掃除機で畳の上のホコリやゴミなどダニの餌になるものを吸い取りましょう。
また、定期的な換気も効果的です。
畳の上にカーペットや上敷きを敷くと、湿気がこもったり、掃除がしづらくなるため、ダニが発生しやすい環境が生まれてしまいます。畳の上に敷物を敷くことは避けましょう。